4/14 東京朝市・アースデイマーケット7周年記念!!
草の根であり、種まき、我々は市場からのびやかに。
NPOへのボランティアを活性化する地域通貨アースデイマネーと、全国地大豆を遊休耕地を使って興したり、竹テントを広めるNPO法人トージバが作り上げた「東京朝市・アースデイマーケット」。
過去数百軒を越える環境共生型の小規模な農家やオーガニック、手仕事、フェアトレード、NPOなどの生産者や活動を行っている本人と消費者を直接繋ぐための朝市を開催してきました。
全会場では述べ178日目、代々木公園では79日目の開催日です。
代々木の述べ来場者数はおよそ80万人の方に来て頂いた計算になります。思えば多くの種をまいてきたものです。雨の日も、みぞれの日も、風の日も、そして震災後もずっと出店者さんとボランティアさん、そしてみなさまに支えて頂いた誇りのマーケットです。
(秋のひとこま)
何を選ぶか、何を知って、どう社会と関わるか?
その提案をアースデイマーケットは続けてきました。
述べおよそ80万人の方々に伝え、渡してきたものは、
命を頂くために他の命を必要以上に奪う生産方法ではなく、誰かの犠牲や搾取の上に成り立たつのでなく、共に喜びや痛みを分かち合える関係で生まれたものです。
またわれわれの主旨に共感を頂いた方々の手に寄って、千葉と熊本をはじめ各地で志をおなじく生まれたマーケットが独自により地産地消を大切に運営されておられます。
いままた経済性(誰のための何の?)を最優先させた政策がとられています。束の間の国内市場(しじょう)の好況を餌に、すぐに素性を見せない大量生産、大量消費の経済支配に変わろうとしています。
我々が選ぶもので社会は変容し続けます。とても単純で簡単な結果がでます。たとえば我々が野菜工場のものを選べば、その企業への雇用と我々に食べものをもたらしますが、我々が有機農家のものを選べば、赤トンボやホタルたちがいる農村と地域の祭りなど伝統文化が守られる訳です。我々が行動したようにしか、社会は変わりません。そのきっかけを作ること、その窓口の一つになることをこれからも大切にしていきます。
アースデイマーケットは農家市場の形をとって、これからもこのコンセプトを変えず、新たな社会実験を取組みながら続けていこうと思います。
(夏のひとこま)
あなたが動けば、それを見た人が動き、誰かが伝えれば、伝わった誰かが動き、そうして種まき活動は続いていきます。選んで頂いて良かった!と思って頂ける方々に出店して頂きながら、みなさまをお待ちしております。
のびやかに、仲間を伴い、格別の美味しさを分かち合い。
8年目のアースデイマーケットにみなさまの選択を見つけにきてください。
ここで交わされる会話、出会いを御楽しみに!
出店者一同
ボランティアスタッフ一同
アースデイマーケット実行委員会一同