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ミツバチを救え!上映会のお知らせ。

2011/2/11DVD「ミツバチからのメッセージ」
上映&トーク&音楽ライブ
トーク:久志冨士男(長崎県在住・養蜂家)
御園孝(造園家・「ミツバチからのメッセージ」DVD
制作実行委委員長
コイケ龍一(親指ピアノ奏者、「ミツバチからのメッ
セージ」音楽担当)
吉度日央里(オーガニック・ジャーナリスト)

音楽ライブ:コイケ龍一(親指ピアノ・アフリカンドラム・歌
・パーカッション)
http://ilimba.blog90.fc2.com/blog-category-2.html

1990年代から、ヨーロッパでミツバチの大量死や数の減
少が起こり始めました。その現象は世界中に広がって、日本各
地でもミツバチ被害が数多く報告されています。その直接的な
原因とみられているのが、ネオニコチノイド系農薬。
DVD「ミツバチからのメッセージ」は、この農薬散布後にミ
ツバチの大量失踪が起きた現場からの緊急報告映像です。
ネオニコチノイド系農薬は、1990年代初め頃から、残効
性、低農薬、殺虫効果抜群という新しい農薬として使用され始
めました。この農薬は、神経毒性でミツバチを含む昆虫類を殺
すものですが、生態系や人への影響も懸念されています。
また、水溶性のこの農薬は作物の内部に浸透するので、種子
消毒に使用したり散布したりすると、農薬が作物に浸透したま
ま成長することになります。
ネオニコチノイド系農薬は、農薬として稲や野菜、果物に使
用されているだけでなく、ガーデニングの花や芝にも使われて
おり、シロアリ駆除やペットのノミとり、殺虫剤といった形で
、私たちに暮らしの中でも使われています。
このDVDは、「ネオニコチノイド系農薬散布後に起きたミツ
バチ大量死の現場や人間の健康被害の様子が、実際にどうなっ
ているのかを知りたい」という制作者たちの思いで作られまし
た。その結果、農薬散布後のミツバチの死骸からネオニコチノ
イド系農薬が検出され、近隣住民、特に小さな子どもたちに健
康被害が多発していることがわかりました。
アインシュタインが、「ミツバチが絶滅したら、人類は4年
で滅ぶ」と予言したと言われていますが、2007年春までに
北半球の 1/4のミツバチが消滅しました。
私たちはまず事実を知ることから始め、自分たちにできるア
クションを急ぎ考えなければならないのではないでしょうか。

日時 2月11日(金・祭日) 18時30分~20時半(開
場18時)
場所 カフェブルー(千葉県千葉市中央区弁天1-30-1)
参加費 1000円(オーダー別・要オーダー)
先着30人。要予約。
問い合わせ先 TEL&FAX.043―285―6308
申し込みは電話かFAX、店頭でお願いします。

久志冨士男(ひさし・ふじお)
1935年長崎県に生まれる。佐賀大学文理学部英語英文学科卒業
。以来1996年定年退職まで、長崎県の高等学校で英語教師を勤
める。日本民主主義文学会会員。作家。著書に夜間定時制を舞
台にした小説『先生ご栄転ですか』(自費出版、品切れ)、郡
部の高校を舞台にした学校崩壊と再生を描いた『聖なる道化師
』(高文研、品切れ)がある。
アジア養蜂研究協会会員。日本蜜蜂研究会会員。在職中からニ
ホンミツバチを飼い始め、退職後はニホンミツバチの生態研究
と普及に専念する。ニホンミツバチ養蜂用器具の特許、実用新
案多数。
『壱岐・五島ワバチ復活プロジェクト』主幹。戦後長崎県の離
島で絶滅していたニホンミツバチを2007年と2008年にすべ

ての
島で復活させた。

御園孝
造園家。有限会社蕗庭園社長。NPO「まず蜜源植物から始めよ
う」主催。造園家として、植物等、自然と触れる中からミツバ
チと出会い、日本ミツバチの捕獲を各地で体験。ミツバチの危
機を知り、「ミツバチを救えプロジェクト」を始める。

吉度日央里(よしど ひをり)
1960年、静岡県生まれ。オーガニック系を専門とする編集者、
ライター。マクロビオティックインストラクター(ムスビの会
認定)。「マクロビオティック・ピクニック」主宰。『マクロ
ビオティック望診法―美人のレシピ』(山村慎一郎著・中島デ
コ料理、洋泉社)、『発酵道』(寺田啓佐著、河出書房新社)
など、数々のマクロビオティック関連の本を世に出す。「種ま
き大作戦」に立ち上げから参加し、出版部門を担当。『半農半X
の種を播く』や『土から平和へ』(以上2冊塩見直紀と種まき
大作戦編著、コモンズ)などを制作。著書に『種まき大作戦
~土と命に触れる行き方~』がある。

2011年02月07日 22:35:34